表題は「『社会への借り』を返すこと」でしょうか.
Paul Keve は a chief probation officer in Minneapolis とされています.Eglashは,Wisconsin State College のpsychology instructor で,デトロイトの市長オフィスのスラム街(Skid Row)改善委員会および, 著者たちは,まず,
"As a part of restoring a sense of his self-worth, Steve also satisfied another important need, that of restoring a good relationship with the victim of his offense. ... Making it possible for the probationer to earn the respect and friendly feeling of the victim of his offense can be a healthful experience for him." (p.2)
とまとめています.ここで restore という言葉が,個人の尊厳を取り戻すということと,
この "walk/go the second mile" という表現は、聖書(マタイによる福音書)の一章(「右の頬を・・」が出てくるのと同じ箇所)にでてくるイエスの教えに由来すると教えてもらいました.この章は、関連する箇所(ルカによる福音書第6章)とあわせて考える(のがよいのかどうかわかりませんが—これはシュライらの本で検討されている問題)と、復讐や見返りをもとめず積極的自発的に行動せよとの教えが含まれているものと見えます.(この節、10/8追記)
Paul Keve & Albert Eglash "Payments on 'a Debt to Society'" NPPA News vol. 36. no.4 ,pp 1-2 (1957).
|
0 件のコメント:
コメントを投稿