2009年12月17日木曜日

法社会学ゼミ交流会

恒例の法社会学ゼミ交流会が、12月13日午前10時から午後5時まで、大阪市立大学で行われました.

本年の参加ゼミは、阿部昌樹ゼミ(大阪市大)、藤本亮ゼミ(静岡大)、木下麻奈子ゼミ(同志社大)、高橋裕ゼミ(神戸大)、樫村志郎ゼミ(神戸大)の5ゼミナールでした.木下ゼミ、高橋ゼミは、本年度から新規に参加しました.

発表題目はつぎの通りでした(発表順).

(1) 「原子力発電所/核廃棄物処理施設をめぐる紛争」(阿部ゼミ)
(2) 「裁判員制度に対する市民の意識変化ー広報・報道と世論の関係ー」(藤本ゼミ)
(3) 「法学部はつぶしがきくか/法学部カリキュラム改革」(木下ゼミ)
(4) 「詐欺から学ぶ悪の仕組み」(樫村ゼミ)
(5) 「市民の日常的トラブルにかかわる相談・紛争解決システムの現状と課題」(高橋ゼミ)

(1)は、既存の情報にもとづく事例研究による理論の検討、(2) は公表統計等の公表データにもとづく記述と分析、(3) は学生へのアンケート調査にもとづく分析、(4) はEM的デモンストレーション(実験的インタビュー)とその分析、(5) はフィールドワーク(訪問インタビュー)と政策論が、主な手法でした.

いずれも、データに誠実で、問題意識も理解できる、力のこもった発表でした.質疑応答も、教員・学生も入り乱れて活発に行われました.

終了後は、天王寺で、恒例の通り懇親しました.

運営当番だった阿部ゼミ、および各ゼミのメンバー、教員も、おつかれさまでした.また来年も行います.

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