2009年9月11日金曜日

Jeff Coulter & E.D.Parsons The Praxiology of Perception 1991


夏休みをとっておりましたEMCAセミナーですが、明日、1週間遅れで再開します.

教材は、前期の残りで、Coulter & Parsons 1991 The Praxiology of Perception: Visual Orientations and Practical Actions. です.

とくに後半、証人尋問なども素材に、カテゴリー/概念/動詞に注目する独特の分析が展開されており、内容、方法ともに、参考になるところが多いと思います.また、Sacks, Goodwinへの批判もなされています.とりわけ"Noticing"にかんする分析例は、面白いでしょう.エスノメソドロジーの諸流派と本論文の分析との関係は、いろいろに解釈できるでしょうが,私としては、Heritageさんの、知識の展望という論文(社会学理論研究)につながる発想のように感じました.

詳しい抄訳を教材配布サイトにのせましたので、ご覧下さい.

http://web.me.com/shiro_kashimura/Main/EMCA_Seminar.html

パスワードが必要です.ご興味のある方はご連絡ください.

写真は、釣り上げられてあわてているザリガニです(2006年夏).

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